小さく、薄く。限りなく透明になる。

東京の夏、日本の夏。皆様いかがお過ごしですか?

PlayStation 4
 

 

レインボーのカスタムPS4「ゲイステーション」が海外でオークション発売される、LGBT支援目的で | インサイド (2014年7月29日)「PS4(プレイステーション4)」を、LGBTを象徴する6色のレインボーで装飾しているカスタム版「ゲイステーション」の話題。オークションの収益はLGBT支援団体に寄付されるそうだ。話題作りの企画としては実にユニークだ。

 

 

それを踏まえて一言だけ。
レインボーがLGBTのシンボルとして存在しているのであれば、その存在感はどんどん小さく、ますます薄くなっていって欲しい。「我ここにあり!」と、虹色を看板にして多様性を謳うのでなく、いつか当たり前に、そう、視認する必要すらなく、それぞれの心の中に多様な色味を輝かせて欲しいと願う。

 

 

どんなに誤解があろうとも、LGBT・ゲイ・レズ・・・などという言葉(文字)を「あえて」表現することが大事な時代だと理解している。それは、色を示すことも同義だと思う。非当事者95%の理解を得るには声を大に、その存在自体を示す必要がある。示さないことには何も変わらないのだ。だから、僕は願う。様々なプロセスを経た時に、あえて言葉を使わず、あえてシンボルを捨て、当たり前に生きていける時代がくることを。