2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

オタクとゲイにみるライフスタイル論。

新宿2丁目に付随するカルチャーはサブカルだとされる場合が多い。LGBTカルチャーという捉え方もできようが、厳密に言うとサブカルではなく、ライフスタイルありきで物事を考えなくてはいけないカルチャーである。その意味でアキバ系という言われる市場や文化…

日本代表予選敗退にみる時間軸と、多様性の未来。

(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は24日、第13日を迎え、C組の日本は最終戦でコロンビアに1―4で敗れて1次リーグでの敗退が決まった。 CNN.co.jp : 日本、1次リーグ敗退 コロンビアに1―4 ギリシャは決勝Tへ (2014年6月2…

ジューンブライド。市場が先か、政治が先か。

ジューン・ブライドとは、直訳すると6月の花嫁となり、6月の結婚という意味です。欧米では古くから、6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができるという言い伝えがあります。これは、ギリシャ神話の主神ゼウスのお妃ヘラ(ローマ名ではユノ、英語名ではJuno)…

漂流している自分について考える。

僕は今「漂流」している。その言葉と概念が痛い。所詮知識の集合体に過ぎない断片的な過去に囚われながら漂っている感覚。その時に正しいと思う主張を繰り返すも、他人を巻きこんでは、傷付けているのではないかと思うことがある。そして、こうして書き綴る…

愛、恵み、美しさ、そして、真実。

言葉では補完できないセクシャリティの多様性。 - 多様性について語る時、僕は君になりたい。 (2014年6月5日) ここで僕は、言葉に意味はない、言葉の壁を越えようという主旨の記事を書いた。LGBTという言葉は、グローバルな視点で人権、雇用、差別、法律、…

心のデトックスしませんか?

2014年7月12日〜18日(@ユーロスペース:レイトショーのみ)、2014年7月18日〜21日(@スパイラルホール)で開催される「第23回東京国際レズビアン & ゲイ映画祭」。7月18日(東京サロン:ラスチカスB1F)には、「第23回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭公式パ…

未知から生まれる恐怖、葛藤、そして偏見。

未知なるものは、誰にとっても恐怖であり、脅威となる。見ない未来の話や、死んだ先の世界も未知である。きっとそこに何があるのかがわかれば善処できる。そういうものだ。HIV(ヒト免疫不全ウイルス)を含むSTI(性感染症)全般はまさにそれだ。病気の根治…

少しだけ、僕のことを語りましょうか。

少しだけ僕のことを語りましょう。 生物学的・社会的性別、性的指向、もしくは、性同一性に関しては、オスであり、男であり、ヘテロセクシャルであり、シスジェンダーだろうと思います。いわゆるストレートです。性的(セクシャル)マイノリティーズという括…

開かれたイメージ、乖離する現実。

世界にはこんなにも活躍するゲイがいることをご存じだろうか? ここでいうゲイとは、広義でLGBTの人々を指すが、登場する33人はそれぞれのジャンルのトップクラスに君臨しながら自らのセクシャリティを開放し、グローバルな活躍を見せるパワーゲイだ。フィー…

見つめられるのか、見過ごされたままなのか。

この数年、日本のLGBT団体と提携し、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭 (TokyoLGFF)や、Tokyo SuperStar Awards(TSSA)、Tokyo Rainbow WeekなどのスポンサーとしてLGBT関連イベントを牽引するイタリアの高級車ブランド、アルファロメオ。 1/10 電動RCカー …

大きな数字、されどそれは数字だ。

2012年に、電通ダイバーシティ・ラボが、約70,000 人を対象にスクリーニング調査を実施した結果から算出された「5.2%」という数字が、日本におけるLGBTの数とされ、現在に至るまでの通例だあり、ビジネスにおける一定の指標となっている。5.2%という数字をど…

露出する言葉、LGBTの本質はどこに。

LGBTは、セクシュアル・マイノリティを総称する言葉のひとつだ。レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender)、それぞれの頭文字からなる。 僕がその言葉を知ったのは、比較的新しく2年半だったよ…

言葉では補完できないセクシャリティの多様性。

簡単な伝達ツールであるがゆえに暴走するのが、言葉。 言葉(ことば)は、人間が話す・書くなどの行為をする事によって情報伝達手段となりうる、意味があるものの総称。心・気持ち・思い・考え等を表す手段の一つである。学術的分野では「言語」とも称される…